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家の金庫の鍵の在り処も知らないのでは何か有った場合に困る事

鍵と言えばやはり思い出されるのは、いの一番に金庫の鍵が思い浮かびます。我が家にも小さな金庫は有りますが、その金庫の鍵を預かり、家と家人の財産を管理し、守っていたのが今は病気で伏せって居る母親でした。その母親が病気で倒れて、病院に入院した際、母親の保険証券が必要になったのですが、何時も母親が金庫を管理していたものですから、先ずはその金庫の鍵を探す事が先決でした。ですが整理整頓の出来た人だったので、幸いにも鍵を入れた物もすぐに見つかり安堵したのですが、金庫には何時も鍵が掛けられていたので、今度は金庫を開ける為の番号を知らなければならず、これには大弱りでした。父親がたまたま母親が金庫の番号を記載したメモ紙を探し出してくれたので、その番号を見ながら金庫を開ける事が出来たので、事なきを得ましたが、この事が切欠で、たとえ家族同士で有ったとしても、何時いかなる時に誰かが倒れたり病気になったりした際に、家の中の細々とした事柄が判らなくては困る時が出て来るので有るから、いざと言う時に困らないように、元気な内に必要事項をメモした物を書き留めておき、他の家人が判るようにしておかなければならないと思いました。私の友人も実家の父親が亡くなった際に同じような経験をした事が有り、亡くなった父親が何時も管理していた金庫の鍵の在り処は判っても、その開け方を知らないと言った母親に対し、自分が若い時に教えて貰っていた金庫の番号を教えてあげられたので、母親も中に入っていた必要書類を取り出す事が出来てホッとしていたようでした。これには後日談が有り、我が子には金庫の番号は教えられても、妻で有る自分には教えてくれなかったと、笑いながら憤慨していました。笑って済まされる結果なら良いですが、このように家族の誰かが病気になったり、或いは亡くなったりすると、その後、亡くなった人に関連して様々な書類の提出も必要になって来ますので、残された家族は鍵の在り処や金庫の番号は知っておくべきだと思います。今は母親に代わって私が金庫と鍵を預かり、管理していますが、段々と金庫や鍵の在り処は勿論の事、それ以外の大事な書類等についても記しておき、家族も何時でも判るようにして準備しておかなくてはと思っています。会社組織内でも報連相は必須ですが、家の中も事有る毎に報連相は絶対に必要だと思っています。