鍵について考えること
ウチは賃貸マンションです。結婚してかラ20年間ずっと同じマンションに住んでいてで最初はマスターキー2本渡されて私と主人が使っていましたが、私は今に至るまで鍵を3回失くしています。ウチは商売をしているので私は常にエプロンをしています。そのエプロンのポケットに携帯電話や自転車のキー、ボールペン、といろんなものが入っている中に家の鍵を入れておきます。おそらく何かを取り出すときに一緒に落として気づかないのではないかと思います。そこで必ず鍵には大きな鈴をつけることにしました。自分が動いたり、落としたりするたびに鳴るので存在を確認できて安心します。あまりのだらしなさにいつも主人にすごく怒られますが、特に鍵に名前が書いてあるわけでもないし、しょうがないという感じで私はあまり気にせずにすぐにスペアキーを作ってしまします。そして子供が二人生まれて、ウチは両親共働きなので学校に行くようになると子供たちにも家の鍵をひとつづつ持たせるようになります。そこでまたふたつスペアの鍵を作ります。下の子供は私と同じようにだらしないので、彼も今まで2度鍵をなくしています。自分のことを棚に上げて彼を叱りますが、また仕方なくスペアを作ります。このように今までこの家に関してどれだけ鍵を作ってきたんだろうと思います。しかもウチの家の鍵は今の最新のディンプルがついているものではなく、普通の鍵です。もうピッキングがすぐできてしまいそうな不用心なものなのに、これだけ鍵をなくしていいのだろうかと最近になってようやく考えるようになりました。しかもウチのマンションは個人が経営しているもので、前の人が出て行ったあとのリフォームも大家さんの匙加減でどこまでやるかを決めているようです。ウチの隣の人が引っ越したあと、鍵を変えている様子がありませんでした。非常にいまどきめずらしいノンセキュリティなマンションです。おそらくうちが出て行った後も鍵を変えないのではないかと今から心配しています。
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