金庫の鍵を紛失して焦りました
我が家は、公営住宅に住んでいるので決して裕福な家庭ではありませんが、自宅に頑丈な鍵のついた金庫を置いています。金庫を購入したのには、きっかけがあります。私たち家族が引っ越してきてすぐに、隣の家が空き巣被害にあったことです。私は、もともとが田舎出身なので、都会はなんて治安が悪いんだとすごくぞっとしました。空き巣が来たのは、平日の昼間。もちろん、住人は朝仕事にいく時に家じゅうの窓の鍵をチェックし、玄関の鍵もしっかりと閉めてから出かけました。しかし、空き巣の常習犯からすれば比較的開けやすいタイプの鍵だったようで、ピッキングして鍵を開錠しあっけなく侵入されてしまったのです。幸い、金目のものはほとんど置いておかなかったので被害はあまりなかったようですが、箪笥の中身を出してひっくり返されていたそうで、後片付けがとても大変だと言っていました。私が空き巣被害をしったのは、その日の夜です。たまたま買い物から帰ってきた時に、警察がきていて住人の方にいろいろな話を聞いているのが玄関の鍵を開ける時に聞こえました。まさか自分の隣の家の人が空き巣被害にあうなんてととても驚きましたし、怖いと思いました。いつ、我が家にも泥棒が入られるかしれません。本当なら、我が家の玄関の鍵も交換してもらうと良かったかもしれませんが、最上階に住んでいるのでもしかしたらベランダから侵入されるかもと思うと、もっと違うアプローチも必要だと思い、金庫の購入を決めました。金庫ならば、専用の鍵があっても暗証番号がないと開けられませんし、暗証番号を知らない人が動かすと警報がなるようになっています。大事なものは、金庫の中にしまい、ほっと一安心したのも束の間、金庫を購入して数か月がたったある日、金庫の鍵がなくなりました。金庫の中に、銀行の通帳も入っています。しかし、家の中以外で金庫を使うことなんて絶対にないですし鍵も外に持ち出すとは思えません。そこで、徹底的に家じゅうを探したら、なんとキッチンの炊飯器の横に置いてありました。そういえば、金庫の鍵を開けている時に宅配業者が冷凍食品を届けに来たので、鍵を手に持ったまま出て、食品をしまう時にとりあえず炊飯器の横に置いたのでした。大事なものがたくさん入っているので、すぐに見つかってほっとしました。
最近のコメント